木造住宅の解体工事について
木造住宅の解体工事は、ご依頼を頂く機会が最も多い工事です。
一般的な木造住宅であれば、解体工事に必要な工事期間は平均10日~2週間程度となります。
この日数は、現場の状況などにもより変動がありますが、住宅密集地などで重機の使用が難しい場合などは工期が伸びる場合もあります。
現地を確認させて頂いた上で、スケジュールやお見積もりをご提案させていただきます。
お客様のご要望にしっかりとお応えした工事をご提案させていただきますので、ぜひ弊社にご相談ください。
お見積もり前に確認しておくこと
以下にある項目をお見積もりの前にお客様自身でご確認頂けると、お見積もりをより詳細によりスムーズに行うことができます。
項目の中には分からなく不明なものもあると思いますので、分かる範囲で問題ありません。
分からない箇所は我々が確認します。
確認事項 | 確認内容 |
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建物の所有者について | 複数人の場合があります。所有者が複数の場合は、他の方の意思の確認も必要です。 |
解体する範囲 | 解体する建物の他に、車庫や物置、隣地との境界の塀などどこまでを壊すか、また自分の所有物かどうかも確認しましょう。 |
特別配慮が必要な場所や人がいないか | 騒音や振動が発生するため、特に気をつけるべきことが近所にあれば教えてください。 |
建物内残置物の処分をどうするのか | お客様で処分いただくか、または業者で処分をするか。 |
図面、謄本があるかどうか | 特に建物の構造が分かるとスムーズです。 |
工事時期 | 3ヶ月前までにご依頼頂くのが目安です。 |
井戸、浄化槽の有無 | |
電気、ガス、水道の使用状況 | 使っているかどうか、管があるかないか |
解体後の使い方 | 建て替えや駐車場、更地のままなど |
近所に解体した方がいれば、その状況 | 地中埋設物の有無やクレームの発生の有無など |
地中の杭があるかどうか | 建物の重さを支えるために杭が入っている場合があります。 |
アスベストがないか | アスベストがあれば、特別な処理が必要で金額が高くなる可能性があります。 |
火災家屋、空き家の解体工事もお任せ
火災家屋や空き家の解体工事もトモエ興産にお任せください。
火事で全焼してしまい、建物がほとんど焼失してしまった場合でも、住宅の基礎や外構は専門業者でなければ撤去が難しいです。
火災現場の解体工事のポイントも把握しています。
保険の請求等で必要となる罹災証明の取得などもサポートします。
空き家の解体工事も実績があります。
地方自治体によって補助金を受け取ることができます。
火災現場や空き家の解体工事について、お気軽にお問い合わせください。
木造住宅の解体工事の流れ
1.ライフラインを止める
工事を始める前に、電気やガス、インターネットなどのライフラインを停止してください。
水道は工事に使用しますので、止めずにそのままにしてください。
2.近隣挨拶・各種届出
ご近所様に工事が始まるご挨拶まわりをお施主様同伴でします。
工事に必要な届け出については、全てこちらで行いますのでご安心ください。
3.足場を組み養生シートを貼る
工事中の粉塵や騒音を少しでも抑えるため、足場を組み養生シートで現場を覆います。
これだけでもご近所様への影響をだいぶ減らすことができます。
4.屋根・内装・畳・窓ガラスなどを撤去
解体工事で発生した廃棄物は、リサイクル法に基づいて品目別に仕分けして処分しなくてはなりません。
重機を用いる前に屋根材や内装材、畳、窓ガラスなどは取り外します。
5.重機で解体
窓ガラスや内装材を外したら、重機を用いて建物を解体します。
放水しながら粉塵がなるべく舞わないようにします。
周囲の住宅や塀、電線等に重機を引っ掛けて壊さないように細心の注意が必要です。
6.基礎の解体
建物の下のコンクリート基礎も解体します。
基礎のコンクリートを割り、鉄筋を分別して処分場へと運びます。
7.整地
解体を行った後には、木片や金属片、コンクリートの欠片がたくさん残っています。
これらを全て回収して、綺麗な敷地にしなくてはなりません。
基礎部分があった場所は、土を掘り起こしてガラを取り除き、整地していきます。