柏崎市石黒蔵の解体工事

解体工事情報

住所	柏崎市石黒
種類	蔵
構造
階数
坪数	22.25坪
工期	日

事例について苦労や工夫など

山間部の斜面に位置している物件です。山間部の狭小な道路を利用するため、小型の重機の活用になりますが、物件も小型でしたので小型重機が十分な機能を発揮しました。
斜面であることから重機よりも人力による解体が主で、屋根から一つ一つ丁寧に解体します。土蔵の壁を構成する材質は、土が主体であり、しかも壁厚があることから、通常の同サイズの小型物件よりも解体に掛かる時間は長めになります。
また、土壁は産業廃棄物としても処理しやすいといえます。山間部であるため飛散を防ぐシートなどの養生は最低限に抑え、しかも都市部で必須となる近隣配慮もほとんどなく、解体と廃材の管理に人員を集中することが出来ました。

近隣住戸との関係では、山間部のため住戸が少ないことなどもあり、隣地と施主の敷地との境界線があいまいですが、外構の解体がないため境界域の確定も必要ありませんでした。
逆に山間部ですので、解体時において樹木等への損傷を与えないように、注意しながら解体をしていくことが求められます。
解体機材を道路に置くことは、通行量が少ないといえ問題になりますので、それなりのスペースの確保は必要になります。